1998年08月22日、チビちゃんはウチにやってきた。クルクルカーリーヘアーで、元気いっぱい!お転婆な女の子。

プー太郎、ラッキーと続けて天国に逝っちゃって、寂しくなった我が家に、とても賑やかなチビちゃんが加わった。
初めて室内で暮らしたワンコでもあったんだ。
いつでも一緒。寝るときも一緒。ご飯の時も一緒。
ホントに楽しい毎日だったなぁ。
そんなチビちゃんが突然、具合が悪くなったのが1999年03月末。
昨日まで元気だったのに、どうして?ってホントにビックリ。
胃液がなくなるまで吐き続け、それでも吐き気が収まらない様子で、とても辛そうで見ている私も辛かった。お水も飲めなくて、脱水症状を起こしていた。
病院が開くまで、一晩中一緒にいたけど、だんだんチビの身体が冷たくなっていくのが手のひらで感じられた。今でもその感触は手のひらに残っている。
だから、シロやラムたちが大人しいときには、すぐにおなかに手をあてる。そして体温を感じて安心するんだ。
朝9時になって、その時にお世話になっていた病院に連れて行ったときには、たぶん末期だったのだと思う。
点滴を受けながら、どこかが痛むのか「クーンクーン」泣き続けるチビを見ているのは、とてもつらかったぁ。
結局は入院ということになったのだけれど、朝は9時にチビの顔を見て出勤、夕方は早退して19時までチビのそばにいて。そんな日が3日くらい続いた。
ちょうどそのとき、私は4月から新しい職場に異動することになっていた。
4月1日は、その辞令交付式があるので、遅刻するわけにはいかない。
なので、その前日の夜、「明日の朝は来れないからね。ゴメンね」って言って後ろ髪引かれるような思いで家に帰った。だけど、その日にお医者さんが「食欲が出てきているのか、少し元気になっているみたいですよ」と言ってくれていたので、ホッとしたんだ。
でも、翌日の朝の職場。当時は携帯電話を持っていなかったので、職場に母から電話がかかってきた。チビが亡くなったと...。「なぜ?元気になったんじゃなかったの?」それだけで頭がいっぱい。
夜の誰もいなくなった病院で、たった1人で天国に逝ってしまったんだって...。その病院、夜勤はいなかったんだ。後で知ったことだけど、最初っから知っていたら預けなかったのに....。
寂しがり屋でひとりぼっちが嫌いだったチビなのに、どうして最期に1人ぼっちにさせちゃったんだろう....。
すぐにでも家に帰りたかったけど、辞令交付式は出なければならない。
交付式が終わってすぐ家に戻ったら、堅くなったチビちゃんがいた。
ちっちゃくて堅くなったチビちゃん...。
ゴメンね。ホントにゴメン。
ひとりぼっちで天国に逝かせるんだったら、絶対に入院なんかさせなかったのに。
チビちゃんには謝ることしかできなかった。

1999年04月01日。
あれから10年。
早いね、チビちゃん。
私がしっかりしていたら、まだ元気だったかもしれない。
今はどうしているだろう。
私のこと、許してくれるかな。
チビ...。
一緒にいられた時間は短かったけど、すごく楽しい時間をもらったよ。
ホントにゴメンね。
チビにはたくさん謝らなきゃ。
今度会ったときには、まずチビとプー太郎に謝りたい。
そして、私たちの家で暮らして、よかったと思ってくれているのかどうか聞きたい。
待っていてね、チビちゃん。
忘れないでね、チビちゃん。
愛してるよ、チビちゃん!
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